- 製造業は年収が低いのか?
- 製造業で年収を上げる方法とは?
- 今から年収を上げる方法はあるのか?
製造業は年収が低いのか?
結論から言いますと、基本的に低いです。
ですが、役職がつけば製造業でも年収が高くなります。
なので「役職をつけましょう」と言いたいところなのですが、おそらくあなたはこれから約10年以上は今の年収で低いままだと思います。
それはなぜなのか?
製造業を5年以上経験した私が、あなたが10年以上も今の年収の低いままの理由を本文にて解説します。
本記事を読むと、製造業の年収が低い理由がわかり、製造業で年収を上げる方法と、今すぐに年収を上げる方法がわかるようになります。
「製造業の年収は低いです」年収を上げるには10年以上はかかる
製造業は年収が低いのか?
結論は、低いです。
ですが、役職がつけば製造業でも年収は高くなります。
しかし、役職をつけるのには少なくとも10年以上はかかると見た方がいいでしょう。
つまり、製造業で役職をつけて年収を上げるには10年以上かかるため、現状の低い年収が10年以上も続くということです。
では最初に、製造業で年収が低い理由を解説します。
役職がついていなければバイトと同じです
製造業の仕事は、役職がついていないと基本的にはバイトと同じ労働価値です。
なぜなら製造業の仕事は、主にライン作業などの単純作業だからです。
ライン作業などの単純作業はバイトや派遣でもすぐにできる仕事。
つまり、労働価値がバイトと同じになるため、年収が高くなることがないのです。
役職は上のポストが開かないとダメ
では次は、役職をつけるのには10年以上かかる理由を解説します。
結論は、上のポストが開かないからです。
つまり、今から頑張っても上のポストが開かない限りは役職をつけることができないということ。
ぶっちゃけ、約10年以上と解説しましたが、10年より早いこともあり得るし、10年より長いこともありえます。
ですが私の勤めていた職場では、平社員に役職がつくのではなく、役職がついている同士で役職を交代していることが多々見られていました。
ということからも、若い人は体力があるから低賃金で現場で働かされて、歳とった人たちが定年まで役職をつけて働き続けるシステムの予想がつきます。
なので、基本的には役職をつけるのに10年以上は見た方がいいというのが、製造業で働いた経験を元に断言できます。
役職以外で年収を上げる方法
製造業で役職以外で年収を上げる方法は2つあります。
下記です。
- 交替勤務
- 残業
どちらも経験済みなので、リアルな状況を詳しく解説していきます。
実際問題、お金がもらえるメリットだけではなく、しっかりとデメリットもあるため紹介します。
交替勤務
交替勤務とは、早番と遅番を繰り返す働き方で、主に製造業で取り入れられている勤務形態です。
交替勤務をすれば、交代手当と深夜時間手当がもらえます。
・交代手当→約2〜3万円程度
・深夜時間手当→各会社の勤務時間による
※各会社によって異なります。上記は私の勤めていた工場での金額です
大体手取りが、3〜4万円くらい増える感じですね。
ぶっちゃけ交替勤務は健康を捨てて稼いでいる
「交替勤務で2〜3万円の手当がもらえるの最高じゃん」と思いますよね?
これが罠でして、健康を捨てて働く感じになります。
なぜなら、睡眠時間や食事の時間が固定されず、体が悲鳴を上げ続けるからです。
交替勤務を5年以上続けてきましたが、結果的に思ったことが、手当で2〜3万円では割に合わないと感じましたね。
睡眠がバグって、睡眠時間1時間とかで仕事の日とか余裕であります。
免疫力も下がり、体調不良が出やすくなる。
それで手当2〜3万円は
「ほぼ病院代で終わるやん」
というツッコミが出ます。
残業
2つ目は残業です。
まー当たり前ですよね。
残業すればお金が稼げるのくらいはわかるはずです。
ここでも私の経験を踏まえて、製造業で残業することのリアルを紹介します。
製造業の残業は将来が不安になるだけ
製造業で残業をしていると、残業代が出てお金は稼げますが、将来の不安が止まらなくなります。
なぜなら、ライン作業の単純作業で残業を繰り返して、スキルや知識になることがないからです。
残業をすれば、1日の全てを仕事に費やすことになりますよね?
それなのに、1日を単純作業だけで終わりになると、スキルや経験がたまらず歳を取るだけで、不安しかなくなります。
単純作業で残業を繰り返して、ぶっちぇけ人生に絶望したことがあります笑
下記の記事は製造業で残業した経験で、分かったことをまとめた記事です。
詳しく知れるので、よかったらどうぞ。
製造業は役職以外で年収上げるのはキツい
役職以外で年収を上げる方法2つ「交替勤務」「残業」を紹介しましたが、2つに共通していることは、肉体と精神どちらにもキツいということです。
なので、製造業は役職以外で年収を上げるのは厳しいということがわかります。
正直、年収を上げたいと考えているなら、役職ではなく自分の能力で年収を上げることができる仕事に転職することをススメます。
自分の能力で年収を上げる方法は、若い時からできることなので、転職後の努力次第で年収を上げていくことができます。
では、今すぐ年収を上げる具体的な方法を次の項で解説します。
今から確実に年収を上げる方法はたった1つ
今から確実に年収を上げる方法は、自分の能力で年収を上げることができる仕事をすることです。
では具体的にどんな仕事なのか?
結論は営業職です。
営業職はインセンティブがある
インセンティブとは、社員1人の仕事の成果によって手当とは別に支払われる報酬です。
なので、あなたの努力次第で年収を上げることができるということになります。
ポスト問題に立ち向かう勇気はあるか?
実際に私は、工場勤務で年収を上げるより、転職によって職を変えて年収を変える方が賢いと考えています。
なぜなら、ポスト問題はどうなるかわからないからです。
役職をつけるために、頑張るのは悪い話ではありません。
むしろ、素晴らしいことです。
ですが、その努力が報われるか?
と言われると、100%ではないのは確かです。
そもそも、ポストが開くのか?
ポストが開く頃には、同僚も同じように成長して同僚が空いたポストに入るかもしれない。
問題がたくさんある中で、10年以上の時間をかけるリスクに立ち向かえるのか?
時間がこの世の中で1番貴重です。
実際に私の勤めていた工場では、30代から50代の人で、いつまでもライン作業の単純作業を繰り返している人がいました。
低賃金で、交替勤務もあるため体調も崩しまくり。
このようなリスクがある中、あなたは工場で役職を狙うために頑張り続けることはできますか?
私は、賢くないという判断で工場は「辞める」という決断をしました。
若いうちから努力が確実に報われて能力がつく営業職へ
本記事のまとめになりますが、私からの結論は、若いうちから努力が確実に報われて能力がつく営業職をススメます。
努力することは素晴らしいですが、報われるかわからないと分かっている努力は不必要かなと。
努力が確実に報われると分かっている方が、不安なく努力することが可能です。
最後に、営業職は転職後にすぐに年収を上げることができるため、オススメしましたが、今すぐではないが、努力によって年収が上がる仕事は他にもあります。
では、本記事は以上です。
年収を上げる努力を今からすることは、将来お金の心配をしないためにも必要なことです。
頑張ってください。
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